ル・コルビュジエ×日本 国立西洋美術館を建てた3人の弟子を中心に

         
ル・コルビュジエ×日本 国立西洋美術館を建てた3人の弟子を中心に   

2015.7.21[火]-2015.11.8[日]
会期中無休
開館時間:10:00~16:30

ル・コルビュジエ×日本 国立西洋美術館を建てた3人の弟子を中心に
Le Corbusier and Japan
With a Focus on the Three Apprentices who Built
the National Museum of Western Art

  

『ル・コルビュジエ×日本 国立西洋美術館を建てた3人の弟子を中心に』展は終了しました。


西洋建築の模倣から始まった日本の近現代建築は、モダン・ムーブメントを受容する中で日本独自の発展をとげ、今日に至っている。その過程において、近代建築界の巨匠であるフランスの建築家ル・コルビュジエ(1887-1965)の作品と思想は、日本の建築界に多大な影響を及ぼした。本展では、日本の近現代建築において、ル・コルビュジエがどのように発見・受容され、展開したかを、パリのアトリエで学んだ3人の弟子たち(前川國男、坂倉準三、吉阪隆正)の活動を中心に探るとともに、日本におけるル・コルビュジエ唯一の実作〈国立西洋美術館〉(1959)の建設経緯と建築の魅力を紹介する。

展覧会チラシ(PDF) 展示リスト(PDF)

主  催:文化庁
協  力:国立西洋美術館、ル・コルビュジエ財団、公益財団法人東京都公園協会



入場方法

[ 展覧会のみ閲覧 ](平日のみ利用可能)

湯島地方合同庁舎正門よりご入館ください。 入館無料

[ 都立旧岩崎邸庭園と同時観覧 ]

都立旧岩崎邸庭園よりご入館ください。 ただし旧岩崎邸庭園の入園料(一般)400円が必要です。

アクセス

イベント

見学会

国立西洋美術館・東京文化会館 見学会

日 時: 2015年8月18日[火]13:30–16:00
講 師: 松隈洋(京都工芸繊維大学教授)
     山名善之(東京理科大学教授、当館主任建築資料調査官)
見学場所: 国立西洋美術館・東京文化会館
定 員: 30名(先着順)
参加費: 無料
申込み方法: 8月14日(金)までにメールまたは電話にてお申し込みください。

問合せ先:  nama@bunka.go.jp
       03-3812-3401 (担当:長谷川)

※このイベントは終了しました。

 
ギャラリー・トーク

展示解説

展示会場にて、担当者による展示解説を実施します。
※ 土日祝日は旧岩崎邸庭園からの入館となり、入園料400円(一般)が必要となります。

2015年9月27日(日) 14:00~15:00

※このイベントは終了しました。

 


図録

「ル・コルビュジエ×日本 国立西洋美術館を建てた3人の弟子を中心に」展 図録


※本展の図録配布は終了しました。

   

みなでつくる方法―吉阪隆正+U研究室の建築

         
みなでつくる方法 吉阪隆正+U研究室の建築   

2015.12.3[木]-2016.3.13[日]
休館日:2015.12.13、2015.12.29~2016.1.3
開館時間:10:00~16:30

みなでつくる方法 吉阪隆正+U研究室の建築
DISCONTINUOUS UNITY
Architecture of YOSIZAKA Takamasa + Atelier U

  

『みなでつくる方法 吉阪隆正+U研究室の建築』展は終了しました。


「みなでつくる方法─吉阪隆正+U研究室の建築」では、国立近現代建築資料館に収蔵された、約8,500点の図面をもとに、彼らのユニークな建築とそのつくられ方を紹介します。考現学の今和次郎を師とし、パリのル・コルビュジエのアトリエでの経験を経て建築家として開花した吉阪隆正は、同時に教育者、極地を踏破した探検隊長、そして文明論者でした。U研究室は吉阪の活動に共鳴した若い協力者によって構成され、そのアトリエではたくさんの「ことば」と「かたち」とが模型を介しながら、建築作品として結実していきました。
本展では、吉阪の世界観にもとづく集団設計方法である「不連続統一体―DISCONT」を「みなでつくる方法」と捉え直し、彼らの年代ごとの主要なプロジェクトを、図面、吉阪自身のことば、模型、関係者への聞き取り、現存する建築断片などで構成して展示します。彼らの方法は、分業化がますます進みつつある現代建築においても有効な建築の社会的役割を示唆しています。

展覧会チラシ(PDF) 展示リスト(PDF)

主  催:文化庁
協  力:公益財団法人東京都公園協会
制作協力:早稲田大学、吉阪隆正展実行委員会



入場方法

[ 展覧会のみ閲覧 ](平日のみ利用可能)

湯島地方合同庁舎正門よりご入館ください。 入館無料

[ 都立旧岩崎邸庭園と同時観覧 ]

都立旧岩崎邸庭園よりご入館ください。 ただし旧岩崎邸庭園の入園料(一般)400円が必要です。

アクセス

イベント

見学会

アテネ・フランセ館内見学会

吉阪隆正+U研究室設計が設計したアテネ・フランセの館内を、アテネ・フランセ細野修一事務局長の御案内で見学します。教室、階段、図書室、塔屋(旧ギャラリー)、学生ホール、外観(南側)など、通常は見ることのできない場所を見学しながら、竣工当時の様子と2013年の改修工事についてご説明いただきます。

日 時|2015年12月6日[日]  ①13:00– ②13:30–
   (いずれも所要時間は15~20分程度)
会 場|アテネ・フランセ(東京都千代田区神田駿河台2-11)
定 員|各回15名(全2回、計30名)(先着順)
参加費|無料
申込み方法|下記参照(要事前申込)
募集締切|2015年11月27日[金]

見学会は定員に達したため、募集を締め切らせて頂きます。

※このイベントは終了しました。

 
シンポジウム1

吉阪隆正+U研究室による集団設計

吉阪隆正+U研究室による集団設計、そのキーワードである「不連続統一体 Discontinuous Unity」は、これからの建築行為と社会に対し、どのように有効な視座を与えるでしょうか。もっとも吉阪隆正に肉薄する3名の話者を交えて、その可能性を検討します。

日 時|2015年12月6日[日] 14:00–16:00(13:20開場)
会 場|アテネ・フランセ4階講堂(東京都千代田区神田駿河台2-11)
出 演|藤森照信(東京大学名誉教授)
    重村力(神奈川大学教授、Team ZOO いるか設計集団)
    伊勢崎賢治(東京外国語大学教授)
司 会|中谷礼仁(早稲田大学教授)
定 員|150名(先着順)
参加費|無料
申込み方法|下記参照(要事前申込)
募集締切|2015年11月27日[日]

シンポジウム1は定員に達したため、募集を締め切らせて頂きます。

※このイベントは終了しました。

 
シンポジウム2

ヴェネチア・ビエンナーレ日本館から大学セミナーハウスへ

1950年代後半から60年代へと吉阪隆正とともに設計に取り組んだ「みなでつくる」現場では、どのように「かたち」と「ことば」が生まれたのか。当時、協働したメンバーが作品を手がかりに語ります。同時に、現在へとつながるそれぞれの活動と展開へとひろげていきます。

日 時|2016年2月20日[土] 14:00–16:00(13:30開場)
会 場|大学セミナー・ハウス講堂(東京都八王子市下柚木1987-1)
出 演|鈴木恂(早稲田大学名誉教授)
    戸沼幸市(早稲田大学名誉教授)
    富田玲子(象設計集団)
司 会|齊藤祐子(サイト一級建築事務所代表、早稲田大学芸術学校講師)
定 員|150名(先着順)
参加費|無料
申込み方法|下記参照(要事前申込)
募集締切|2016年2月12日[金]

シンポジウム2は定員に達したため、募集を締め切らせて頂きます。

※このイベントは終了しました。

 
ギャラリートーク

吉阪隆正のことばから

吉阪隆正は建築家としてだけではなく、教育者、アルピニスト、文明批評家としても多くの著作を残しました。吉阪隆正の著作を研究している前川歩氏を司会に迎え、若手の建築家とともに、吉阪の「ことば」について現代の視点から探っていきます。

日 時|2016年3月5日[土] 14:00–16:00
会 場|国立近現代建築資料館
出 演|原田麻魚(MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO)
    辻琢磨(403architecture[dajiba])
司 会|前川歩(奈良文化財研究所)
定 員|30名(先着順)
参加費|無料
申込み方法|下記参照(要事前申込)
募集締切|2016年2月26日[金]

ギャラリートークは定員に達したため、募集を締め切らせて頂きます。

※このイベントは終了しました。

 
展示解説

展示解説

展示会場にて、U研究室元所員による展示解説を実施します。

日 時|2016年3月6日[日] 14:00–15:00
会 場|国立近現代建築資料館
講 師|齊藤祐子(サイト一級建築事務所代表, 早稲田大学芸術学校講師)
参加費|無料
申込み方法|当日先着順[定員20名]

※ シンポジウム、ギャラリートークのテーマ、出演者は変更されることがあります。

※このイベントは終了しました。

 


【申し込み方法】

y_u_event@mdr.co.jp宛てに、以下の内容を含めたメールをお送りください。

  件 名:イベント参加申込
  本 文:氏名(ひらがな)
        参加希望イベント名
        日時(「アテネ・フランセ館内見学会」ご希望の方は開催時間①②のいずれかをご指定ください。)

※ 参加申し込みはお1人様、1名のみに限らせていただきます。
※ 定員に達し次第、募集を締め切らせて頂きます。
※ 申し込みをいただいた方には数日中に折り返し返信をいたしますので、y_u_event@mdr.co.jpからのメールを受信できるよう、設定をお願いします。





図録

「みなでつくる方法 吉阪隆正+U研究室の建築」展 図録


展覧会図録

目次


02 ごあいさつ
04 みなでつくる方法をもとめて―吉阪隆正+U研究室の建築について  中谷礼仁

07 Part1|葉っぱは傘になり―住居について
      住居  植田実

17 Part2|ことばから姿へ、姿がことばに―造形について
      造型  藤森照信

31 Part3|不連続統一体―組織について
      不連続統一体  鈴木恂

41 Part4|5本目の脚―文明について
      21世紀の日本のかたち世界のかたち―どこからどのように見るか  戸沼幸市

50 「吉阪隆正+U研究室」建築設計資料について  山名善之
53 U研究室在籍者と建築資料館収蔵作品 年譜
54 吉阪隆正+U研究室 年譜

 

資料にみる近代建築の歩み

         
資料にみる近代建築の歩み   

2016.5.14[土]-2016.7.31[日]
会期中無休
開館時間:10:00~16:30

資料にみる近代建築の歩み
The Development of Modern Architecture in Japan
as Seen in Historical Documents

  

『資料にみる近代建築の歩み』展は終了しました。


明治、大正、昭和。日本が大きく変わった時代。建築も西洋からもたらされる新しい技術でつくることが求められました。建築家や技術者たちはそれに果敢に挑戦し、短期間のうちに習得して、近代化を成功させます。そして第二次世界大戦後は、世界に通用する建築を生み出していきます。その過程でどのような技術革新があり、それがどのように建築を変えていったのでしょうか。
本展では建設会社や大学等に残された貴重な資料を通して、その歩みを振り返ります。

展覧会チラシ(PDF) 建設映像上映会チラシ(PDF)

主  催:文化庁
共  催:公益財団法人竹中大工道具館
協  力:株式会社大林組、鹿島建設株式会社、清水建設株式会社、大成建設株式会社、株式会社竹中工務店、公益財団法人東京都公園協会


入場方法

[ 展覧会のみ閲覧 ](平日のみ利用可能)

湯島地方合同庁舎正門よりご入館ください。 入館無料

[ 都立旧岩崎邸庭園と同時観覧 ]

都立旧岩崎邸庭園よりご入館ください。 ただし旧岩崎邸庭園の入園料(一般)400円が必要です。

アクセス

イベント

講演会

ものづくりの近代建築史

近代建築というと、建築家の活躍やさまざまな様式・表現の移り変りなどに目を奪われがちですが、それを支えていたのがさまざまな技術です。材料・構造・施工法などの革新が、建築にどのような変革をもたらしたのか。建築学者の内田祥哉氏と建築史家の藤森照信氏をお招きし、近代建築をものづくりという視点から語っていただきます。

日 時|2016年6月12日[日] 13:30~16:00
会 場|東京大学弥生講堂
講 師|内田祥哉(東京大学名誉教授)
    藤森照信(東京大学名誉教授)
定員・申込方法等|当日先着300名(申込不要、参加費無料)

※このイベントは終了しました。

 
見学会①

近代建築の名作を巡る
~保存と活用の現在~

東京オフィス街(丸の内/日本橋)の近代建築は立地の良さから、多くが建て替えられてきました。その中で意匠の素晴らしさや歴史的価値が認められ、保存再生工事を経て今日まで大事に残されているオフィスビルがあります。その代表作2点を建設会社の工事担当者の解説でめぐります。

日 時|2016年5月21日[土] 13:30~15:00、15:30~16:30
見学先|明治屋京橋ビル(レクチャーと外観見学)
    明治生命館(公開エリアのみ見学)
定員・申込方法等|各回30名(申込制、参加費無料)
申込締切|2016年4月30日 ※応募者多数の場合は抽選

※このイベントは終了しました。

 
見学会②

ものづくりの最先端を知る
~清水建設技術研究所ガイドツアー~

建築技術の開発は現代でも盛んに続けられ、私たちの生活を支えていますが、それがいかに役立っているかはなかなか気づきにくいものです。そこで建設会社の中で最先端の研究を行っている技術研究所の設備をガイド付きツアーでご案内いただきます。中高生向けコースもご用意しておりますので、夏休みの自由研究にぜひご利用下さい。
日 時|2016年7月26日(火)
    ① 中高生向け 10:00~11:30
    ② 一般向け  13:30~15:00
見学先|清水建設技術研究所
定員・申込方法等|各回30名(申込制、参加費無料)
申込締切|2016年7月5日 ※応募者多数の場合は抽選

※このイベントは終了しました。

 
上映会

建設映像が語るもの

建築資料において、建設映像も建築文化を伝える上で大変重要な資料と言えます。上映会では、東京カテドラル聖マリア大聖堂(1964年竣工)、霞が関ビル(1968年竣工)、日本万国博覧会お祭り広場(1970年竣工)の建設時の貴重な映像を各回一作品ご鑑賞頂くとともに、プロジェクトに関わった方等ゲストを招いてお話を伺います。

<上映会①>
万国博お祭り広場建設記録(1970年制作)

日時|2016年6月18日(土)14:00~16:00
場所|国立近現代建築資料館
出演|川口衞(川口衞構造設計事務所)
定員・申込方法等|30名(申込不要、参加費無料)

<上映会②>
東京カテドラル建設記録(1965年制作)

日時|2016年6月25日(土)14:00~16:00
場所|国立近現代建築資料館
出演|荘司孝衛(丹下健三+都市建築設計元所員))
定員・申込方法等|30名(申込不要、参加費無料)

<上映会③>
東京地下鐡道工事乃実況(1925~27年頃撮影) 他

日時|2016年7月2日(土)14:00~16:00
場所|国立近現代建築資料館
出演|増田彰久(増田彰久写真事務所)
定員・申込方法等|30名(申込不要、参加費無料)

<上映会④>
超高層 霞が関ビル -霞が関超高層ビル総集編(1968年制作)

日時|2016年7月9日(土)14:00~16:00
場所|国立近現代建築資料館
出演|池田武邦(元日本設計代表取締役社長)
定員・申込方法等|30名(申込不要、参加費無料)

※このイベントは終了しました。

※ 上映会中は、ロフトスペースの展示をご覧いただけませんので、ご了承願います。
※ 講演会、見学会、上映会のテーマ、出演者は変更する場合があります。
 

図録

「資料にみる近代建築の歩み」展 図録


展示のご案内

映像

ロビーには映像資料が三作あります。以下の時間帯に上映しています。
上映開始時間は、数分のズレがありますがご了承ください。

Ⅰ『明治建築をつくった人びと-コンドル先生と四人の弟子-』(54分31秒)
  10:00 ~、13:00~
Ⅱ『大阪瓦斯ビルディング新築工事施工実況』(40分29秒)
  11:00~、14:00~
Ⅲ『 明治生命保険株式会社新築工事実況 』(34分32秒)
※展示会場内にて短縮版をご覧になれます。
  12:00 ~、15:00~


工部大学校造家学科(現東京大学建築学科)卒業設計図

『工部大学校造家学科(現東京大学建築学科)卒業設計図』は、6月16日より原図を展示します。展示スケジュールは下記の通りです。

Ⅰ. 6月16日~6月29日
  辰野 金吾/佐立 七次郎/森川 範一/吉井 茂則
Ⅱ. 6月30日~7月13日
  片山 東熊/久留 正道/小原 益知/船越 欽哉
Ⅲ. 7月14日~7月27日
  曽禰 達蔵/田中 豊輔/坂本 復経/新家 孝正
Ⅳ. 7月28日~7月31日
  辰野 金吾/片山 東熊/曽禰 達蔵/佐立 七次郎

※このイベントは終了しました。