平成30年度収蔵品展 建築からまちへ 1945-1970 戦後の都市へのまなざし

建築からまちへ 1945-1970 戦後の都市へのまなざし

2018.6.9[土]-2018.9.9[日]
会期中無休
開館時間: 10:00~16:30

平成30年度 収蔵品展
建築からまちへ 1945-1970
戦後の都市へのまなざし

Collection Showcase 2018
From Architecture to Urbanism 1945-1970
Perspectives on Urban Design in the Postwar Era

 

平成30年度収蔵品展『建築からまちへ 1945-1970 戦後の都市へのまなざし』展は終了しました。

 

平成30年度収蔵品展は、1945-1970年という戦後復興・高度経済成長の時代を広い意味で〈戦後〉として捉えて企画いたしました。この時代は、往々にして効率重視の、急激な近代化・都市化・工業化・機械化の動きが注目されがちです。しかし、〈戦後〉に活躍した建築家たちの活動の中には、21世紀の今、私たちが真剣に求めている豊かな〈まちアーバニズム〉の再構築、それを支える〈都市アーバンデザインへのまなざし〉の萌芽的な例が、すでに多様なかたちで見いだされます。
今回の展示では、当館が収蔵している坂倉準三、吉阪隆正+U研究室、大髙正人などの建築資料群から、整理・分析により見えてきた、これまでの展覧会では十分に紹介できなかった彼らが思い描いた〈まちアーバニズム〉や〈都市アーバンデザイン〉に関連する資料を展示します。さらに、修復が完了した池辺陽の「渋谷区復興計画案」の全容も紹介いたします。

展覧会チラシ(PDF)

主  催:文化庁
協  力:公益財団法人東京都公園協会

監  修:川向正人(当館主任建築資料調査官、東京理科大学名誉教授)
展示構成協力:
齊藤祐子(建築家、サイト一級建築士事務所代表)/中島直人(東京大学准教授)/難波和彦(当館主任建築資料調査官、東京大学名誉教授)/山名善之(東京理科大学教授)



会場写真






 

入場方法

[ 展覧会のみ閲覧 ](平日のみ利用可能)

湯島地方合同庁舎正門よりご入館ください。
入館無料

[ 都立旧岩崎邸庭園と同時観覧 ]

都立旧岩崎邸庭園よりご入館ください。
ただし旧岩崎邸庭園の入園料(一般)400円が必要です。

アクセス

ギャラリートーク

ギャラリートーク1

池辺陽には〈都市へのまなざし〉 はあったのだろうか?

日時|6.30[土] 14:00
難波和彦×石榑督和(東京理科大学助教)

※このイベントは終了しました。

 

ギャラリートーク2

坂倉準三:ユルバニスム --都市建築、シビックセンター

日時|7.14[土] 14:00-
山名善之×石榑督和

※このイベントは終了しました。

 

ギャラリートーク3

大髙正人:都市・建築・彫刻 --その媒質としての屋外空間のデザイン

日時|8.4[土] 14:00-
中島直人×頴原澄子(当館主任建築資料調査官、千葉大学准教授)

※このイベントは終了しました。

 

ギャラリートーク4

吉阪隆正+U研究室:大島町・元町復興計画を 動かした〈不連続統一体〉と〈発見的方法〉

日時|8.18[土] 14:00-
齊藤祐子×内田文雄(建築家、龍環境計画主宰)

※このイベントは終了しました。

 

図録

「建築からまちへ 1945-1970 戦後の都市へのまなざし」展 図録

 

展覧会図録

 

目次


02 ごあいさつ
04 はじめに―収蔵品展「建築からまちへ 1945-1970 戦後の都市へのまなざし」について  川向正人

08 坂倉準三

      ユルバニスム―都市建築、シビックセンター  山名善之

      渋谷計画、上野市全体計画、新宿計画

16 池辺陽

      池辺陽には〈都市へのまなざし〉はあったのだろうか?  難波和彦

      渋谷区復興計画案

      池辺陽と大髙正人をつなぐもの―宇部市復興都市計画案  頴原澄子


24 大髙正人

      都市・建築・彫刻―その媒質としての屋外空間のデザイン  中島直人

      上野計画、千葉文化の森、宇部市常盤公園、神戸須磨利休公園現代彫刻展

30 吉阪隆正+U研究室

      大島町・元町復興計画を動かした〈不連続統一体〉と〈発見的方法〉  齊藤祐子

      大島町・元町復興計画

36 建築家・建築群紹介

※本展の図録配布は終了しました。