建築資料にみる坂倉準三
2013.11.27[水]-2014.2.23[日] |
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『人間のための建築 建築資料に見る坂倉準三』展は終了しました。
日本の建築の多くが、この半世紀、木造から鉄筋コンクリート、鉄骨造に変わり、私たちの生活空間はモダンムーブメントの潮流の上につくられてきた。そのデザインの源流を創ったのが、巨匠・ル・コルビュジエ[1887-1965]であり、パリで彼に師事し、その後、日本国内に多くの作品を手がけた建築家が坂倉準三[1901-1969]である。
坂倉準三は、東京帝国大学で美術史を学び渡仏し、ル・コルビュジエのアトリエで5年間働いた後、1937年にパリ万国博覧会日本館[Exposition internationale des Arts et Techniques dans la vie moderne, Expo 1937]で建築界に華々しくデビューする。帰国後は、大戦からの復興期の1951年に世界的に知られる鎌倉の神奈川県立近代美術館を生み出した。本展では、同館のデザインへいたる足跡とその後の広範囲にわたる多様な作品群について、原図や当時の写真、建築資料によって紹介し、デザインの中心に人間を据える坂倉準三の考え方とその大胆な発想と調和の感覚へ迫る。 さらに、坂倉作品が社会に与えた影響と建築の文化の豊かさについて、シンポジウム等を開催し検証する。
展示リスト(PDF)
主 催:文化庁
協 力:公益財団法人 東京都公園協会
制作協力:鹿児島大学
後 援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
入場方法
[ 展覧会のみ閲覧)(平日のみ利用可能)湯島地方合同庁舎正門よりご入館ください。 入館無料
[ 都立旧岩崎邸庭園と同時観覧)都立旧岩崎邸庭園よりご入館ください。 ただし旧岩崎邸庭園の入園料(一般)400円が必要です。
アクセスイベント
メインシンポジウム+見学会坂倉準三と神奈川県立近代美術館
日 時|2013年12月14日[土] 15:00–17:30
会 場|鎌倉商工会議所(鎌倉市御成町17-29)
高階秀爾(大原美術館 館長)
阪田誠造(建築家)
水澤勉(神奈川県立近代美術館 館長)他
シンポジウムは定員150名で当日先着順となります。
なお、このシンポジウムに先立ち13時より 神奈川県立近代美術館(鎌倉館)の見学会を実施します。この見学会は事前申込制です。[定員30名]
見学会は定員に達したため、募集を締め切らせて頂きます。
※このイベントは終了しました。
ギャラリートーク+サブシンポジウム
坂倉準三と建築資料
日 時|2014年1月11日[土] 14:00–16:30
会 場|国立近現代建築資料館
竺覚暁(金沢工業大学 教授)
松隈洋(京都工芸繊維大学 教授)
山名善之(国立近現代建築資料館)他
シンポジウムは定員40名で当日先着順となります。
坂倉建築研究所(坂倉準三建築研究所)関係者による ギャラリートークを13時より実施する予定です。
※このイベントは終了しました。
シンポジウム
建築家坂倉準三
日 時|2014年2月9日[土]15:00–
会 場|鹿児島大学稲盛会館(鹿児島市郡元1-21)
萬代恭博(建築家/坂倉建築研究所)
北村紀史(建築家/元坂倉建築研究所)
山名善之(国立近現代建築資料館)他
当日先着順となります。[定員270人]
※このイベントは終了しました。
ギャラリートーク
会期中の土曜日、坂倉建築研究所(坂倉準三建築研究所) 関係者によるギャラリートークを実施します。
図録
「人間のための建築 建築資料に見る坂倉準三」展 図録
※本展の図録配布は終了しました。
実行委員会
坂倉準三展実行委員会:高階秀爾(美術史家、委員長)/鈴木博之(建築史家、青山学院大学教授)/坂倉竹之助(建築家、坂倉建築研究所)/阪田誠造(建築家、元坂倉建築研究所)/鯵坂徹(鹿児島大学教授)
坂倉準三展実行委員会WG:
萬代恭博(建築家、坂倉建築研究所)/北村紀史(建築家、元坂倉建築研究所)/松隈洋(建築史家、京都工芸繊維大学教授)/長門佐季(神奈川県立近代美術館主任学芸員)/鹿児島大学工学部建築学科調査研究チーム