万博展第2部 シンポジウム開催のご案内

文化庁国立近現代建築資料館では、2025年6月14日より企画展「日本の万国博覧会 1970-2005 第2部  EXPO’75以降 ひと・自然・環境へ」を開催しますが、下記の通りシンポジウム(第2部)と第1部のシンポジウム再上映会を行います。

【シンポジウム(第2部)のご案内】 
下記の通り、館内シンポジウムを開催いたします。参加に際して、予約は不要です。
座席30名分を準備しますが、参加者が多い場合、立見席となる場合がありますので、ご了承願います。
皆様のご参加をお待ちしています。

主題:「知られざる試みと隠れた意義 ― EXPO’75以降の万博会場デザインについて」
日時:6月28日(土)14:00 ~ 15:30(講演各20分の後、討論・質疑応答)場所:文化庁国立近現代建築資料館 展示室前ロビー(2階)

パネラーおよびテーマ:
「幻のマスタープラン群 つくば科学万博」小林克弘(当館主任建築資料調査官・東京都立大学名誉教授) 
「Osaka Follies/大阪フォリーは役立たず建築だったのか? 花と緑の博覧会1990年」 鈴木明(近現代建築論、工学博士) 
「EXPOにみる建築のTURNING POINT―between analogue – digital」宇野求(建築家、工学博士)
進行:王聖美(当館研究補佐員)

シンポジウムの概要:
EXPO’75以降の万博会場計画では、様々な試みがなされましたが、今日では、多くのことが忘れ去られつつあります。著名建築家たちによって作成されたつくば科学万博の知られざるマスタープラン。花博において、プロデューサー磯崎新が選んだリベスキンド、ザハ・ハディッドらの世界の若手建築家による13のフォリー(あずまや)の役割。環境との共生・調和が追及された愛知万博の位置づけ。本シンポジウムでは、これらの試みや挑戦に焦点を当て、その意義を再考します。

 

【第1回 館内シンポジウム「EXPO’70(大阪万博)を回想し、再考する」の再上映のご案内】
2025年3月23日に開催した館内シンポジウム「EXPO’70(大阪万博)を回想し、再考する」のリピート上映を行ないます。

日 時 :2025年6月28日(土) 11時~12時(予定)
※時間は変更になる場合があります。座席20席、予約不要

パネラー:田路貴浩、前田尚武、小林克弘
「大阪万博の会場計画」 田路貴浩(京都大学大学院工学研究科建築学専攻 教授)
「お祭り広場のデザイン」前田尚武(京都美術工芸大学 特任教授)
「世界の万博建築の系譜」小林克弘(当館主任建築資料調査官・東京都立大学名誉教授)

 

展覧会の詳細はこちらをご覧ください。

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